奴隷という言葉を私が初めて知ったのは、ドラえもんの映画「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」の中で登場人物が口にしたのを聞いたのがきっかけでした。
アラビアンナイトの世界のエキゾチックさが魅力的な映画でしたが、そういった貧困や闇についてもさらりと描かれていました。
さて、今日は、そんな「奴隷」という言葉が店名に入った少しユニークな名前のパン屋さん『小麦の奴隷』と、そのフランチャイズとして、新しくオープンする『小麦の奴隷』大津店について紹介したいと思います。
小麦の奴隷とは?
ホリエモンが考案
堀江貴文さんが主催するオンラインサロンからアイディアが生まれた地方活性化をテーマとして展開されているベーカリーフランチャイズ店です。
最初にできたお店は、北海道の大樹町という人口約5,500人の小さなまちで、開業と同時に話題となり、連日行列ができる人気のお店となったそうです。
ちなみに、大樹町は、堀江さんが創業した宇宙ベンチャー企業のロケットの発射拠点でもあります。
人気商品は2020年金賞受賞
小麦の奴隷の人気商品は「ザックザクカレーパン」です。
君はザックザクなカレーパンをもう食べたかい⁉️☠️@takapon_jp pic.twitter.com/Rix4MNzaPP
— ☠️🌾小麦の奴隷🌾☠️ (@komuginodorei) April 17, 2020
クルトンがパンの周りに全体的に貼り付けられ、揚げられているカレーパンは、ルーにも北海道十勝産のじゃがいもが使用されるなど、地元食材が活かされた商品となっています。
2020年11月に開催されたカレーパングランプリ2020では、東日本揚げカレーパン部門で金賞を受賞されたとのことです。
値段は、1個250円。
名前のとおり食感は本当にザックザクでした。このザクザク感が食べ応えがあってくせになります。市販のお菓子でいうと「ポテロング」のような食感でした。
また、パンの中には、ごろっとサイズのじゃがいもがたくさん入っていました。カレーのルーだけでなく、本当にカレーが入っているような感じです。
◯カレーパングランプリについて見る
「小麦の奴隷」店名の由来
インパクトのある店名ですが、お店の由来は、狩猟採取民族から農耕民族となり、小麦を作るようになった人類が、小麦を求めて穀物を育て続けなくてはならない状況(=小麦の奴隷)になったという人類の壮大な歴史をテーマとして、付けられているようです。
ちょっと尖っていて、面白いし、かっこいいなと思いました。
とある昔、わたしたちは小麦の出現により狩猟採取民族から農耕民族となった。定住必須となった人類はコミュニティ維持のため穀物を育て続けなくてはならず小麦の奴隷となった。そして現代、おいしいパンをはじめとする小麦の奴隷となっている。焼きたてのあの香りが忘れられない。今日食べても、また明日食べたい。そんな焼きたてのパンと十勝の厳選食材を組み合わせたパンをお届けします。(公式HPより)
◯「小麦の奴隷」についてもっと見る
→小麦の奴隷 | カレーパングランプリ2020金賞!ザックザクカレーパン
大津店はフランチャイズ1号店
そんなパン屋「小麦の奴隷」ですが、2021年2月28日(日)にフランチャイズ第1号として、滋賀県大津市にオープンしました。
小麦の奴隷は、北海道の会社「株式会社こむぎの」が運営しておられるのですが、今回新たに7店舗の開業が決定したそうです。
関東では茨城県、中部では岐阜、四国では香川県、九州では福岡県と沖縄県。そして、関西初出店となったのが、滋賀県大津です。
関西では、他に大阪府でも開業される予定とのこと。
2020年9月から考案者の堀江貴文さんのサロンメンバー限定で加盟募集を開始され、決定されたそうです。
外観
小麦の奴隷のお店は、インパクトのある店名がドーンと大きく掲げられているという外観になっています。
郵便受けも「小麦の奴隷」仕様でした。
内観
お店の中はパンの製造過程が見えるようになっています。パンが次々に作られていく様子は、普段あまり見ることのない光景なので、面白かったです。
人気のザックザクカレーパンが続々作られていきます。
ちなみに、店内は、自由に撮影してもよいこととされています。
商品
商品は、こちらのザックザクカレーパンを始め、
奴隷生食パン、クリームパイ、さつまいものクリームパン、
超絶ラスク、
もちっと塩パンなどいろんなパンがあるのですが、ほとんどが売り切れとなっていました。
お店のスタップの方が人気商品から順番に作って、店頭に並べておられるという状況でした。
ちなみに、売り切れ状態となっている写真は、オープンしたての時のものですが、上記の9枚の写真は、オープンから半年ほど経った頃の写真です。混雑具合などがだいぶ落ち着いたように思いました。その分、買い求め易くなったと思います。そして、商品の数も増えて、充実しているのが嬉しい!
また、オープンしたての頃より混雑することがなくなったとはいえ、ほしい商品がなくなっている可能性もなきにしもあらずです。そのような場合になのか、アプリで事前に予約して注文することもできるようにされています。
紙袋とレシート
小麦の奴隷では、商品を買うと、お店のロゴが入ったオレンジ色の紙袋がもられます。
1枚は無料でもらえるのですが、追加で必要な場合は、有料となります。
小麦の奴隷のロゴは、レシートにも印字されています。
琵琶湖のほとりで食べるのがおすすめ!
『小麦の奴隷』のお店の場所は、琵琶湖にすぐ歩いて行ける場所にあります。天気の良い日は、湖岸でピクニックするのもおすすめです!
最後に
お店の情報
営業時間:8:00〜18:00
電話番号:077-526-7652
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