お酒の御朱印「御酒印」を集めよう!酒蔵巡りで登録銘柄ラベルのコレクトはいかが?

お酒の御朱印帳である御酒印帳

集めるという行為は、人間が本来持っている狩猟本能を満たす行為であるとも言われており、獲物を捕獲した時の満足感を楽しむということにその起源を求めることができるとも言われています。

今回は、そんな人間の本能に由来するとも言える収集という行為を1つのエンターテインメントとして企画されているお酒の御朱印帳「御酒印帳」とその「御酒印」集めについて紹介したいと思います。

    目次

    御酒印帳とは?

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    御酒印帳とは、1845年に創業した京都市に業を構える紙卸商の老舗である柿本商事株式会社が2017年11月にスタートさせた企画です。

    柿本商事は、京都市内の神社仏閣の御朱印帳や日本酒のラベル用紙を手掛けておられる会社さんなのですが、日本国内では、紙も日本酒も需要が落ち込んでいると言います。そこで、その2つをコラボさせて盛り上げていこうと考案されたのが、この御酒印の企画なのだとか。

    御酒印帳は、一般的な書店や本企画に参加している酒蔵で取り扱いのある店舗およびオンラインストアで購入することができます。私は、京都の大垣書店で購入しました。

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    御酒印帳の使い方いろいろ

    どのように使用するかは購入者の自由なのですが、一応、用途としては、神社仏閣の御朱印と同様に、全国の公認酒造を巡り、そこでもらえるお酒のラベルシートの「御酒印」を貼って集めることができるというものです。

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    御酒印帳の中身は、このようになっており、見開き左半分に 御酒印を貼り、右側には、その酒蔵でスタンプなどが設置してあればスタンプを押してみたり、お酒の感想やイラストを描いてみたりといったように、いろんな使い方があります。

    たとえば、 御酒印の公式インスタグラムでは、色鉛筆でほぼ日手帳のように御酒印帳を活用されている様子が投稿されていました。

    ほぼ日手帳の使い方 – ほぼ日手帳 2021

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    御酒印帳の色は全部で5色


    ちなみに、御酒印帳のカラーは、5色で、ビビットなカラーの緑、黄色とパステルなカラーのベージュ、ピンク、ブルーがあります。

    御酒印帳の公式HP

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    御酒印帳には、特設のHPも作られていて、公式ガイドブックなんかも販売されていたりします。

    酒蔵巡り。全国公認酒蔵のお酒ラベルをコレクション|御酒印帳

    全国の御酒印取り扱い酒蔵が検索できる

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    公式HPでは、全国の公認酒蔵(御酒印の企画に参加している酒蔵)を都道府県ごとや条件ごとに検索することができます。この画像だと左側にグーグルマップで地図が表示されていますが、こちらの地図からも検索できたりします。

    滋賀の御酒印取り扱い酒蔵一覧

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    私の出身の滋賀県でも6店舗が公認酒蔵になっていました。

    公式インスタグラム

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    また、公式インスタグラムもあるので、御酒印集めの旅や酒蔵巡りの楽しさや雰囲気がどんな感じかを見ることができます。

    御酒印取り扱い酒蔵になるには?

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    ちなみに、この企画に参加されている全国の酒蔵さんはまだまだ少なく、公式HPでは参加される酒蔵さんを随時募集されています。

    検索のタブから見ていると、秋田県、福島県、埼玉県、群馬県、山梨県、福井県、大分県、鹿児島県ではまだ登録がゼロのようでした。(2020年10月28日現在)

    実際に御酒印をもらいに行ってみました

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    さて、早速、御酒印帳を携え、御酒印を求め、酒蔵に行ってみることにしました。私は滋賀推しなので、滋賀県は大津市の酒蔵さんに立ち寄ることにしました。

    平井商店

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    こちらが立ち寄った酒蔵、1658年(万治元年)創業の酒蔵「有限会社平井商店」さんです。

    京都駅から新快速約10分の大津駅から徒歩で同じく約10分の場所にあります。

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    樽酒の置物が店先に置いてあるこの感じが酒蔵さんって感じですよね。お店の奥は、仕込み蔵になっているそうです。

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    木の看板がめちゃめちゃ立派です。

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    御酒印をもらう方法

    店内には、いろんな種類のお酒がありました。

    御酒印は、その酒蔵で販売されている商品を購入するか、有料の酒蔵見学や飲食をすることでもらえます。

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    この商品を購入するという行為がまた楽しかった!!

    いろいろ商品を見て、何買おっかなぁって選んで、わくわくしました(^^)

    そして、 実は、酒屋さんって全く行ったことがないというわけではなかったのですが、この日がほぼ初めてくらいの勢いだったので、お猪口とかお酒以外のものも売ってるんやとか、

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    飲みやすいサイズの瓶のお酒や、酒粕なんかも売ってるんやと何かすごく勉強になりました笑

    一升瓶のお酒ばっかりが売ってるんやというのがイメージだったので。

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    結局、何を買おうか迷いに迷った結果、私が買ったのがこちらの酒粕です。 こういうのも売ってるんやというインパクトと、そろそろ寒くなってきたし、粕汁作りたいなと思ったのとで、酒粕にしたのでした。

    お店の人が、醤油を塗ってオーブンでトーストのように焼いて食べるといったことや牛乳を使って甘酒にするなどといった酒粕のいろんなアレンジレシピを教えてくださいました。

    お酒のことを教わるなどお店の人と会話しながらお買い物できたのも楽しく、御酒印集めの醍醐味だなと思いました。

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    そして、商品を購入したので、平井商店さんの銘柄「浅茅生(あさじお)」の御酒印(日本酒の瓶に貼られているラベルと同じデザインのお酒のラベルシート)をいただけました!

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    狙ったわけではなかったのですが、もらった御酒印が、私の買ったビビットな黄色の御酒印帳と色がちょうどマッチしていて、また、コレクトできたという満足感も相まって気分がめちゃくちゃ上がりました。えー、何かいい感じやん!!と笑

    最後に

    私は、今、御朱印の亜種として流行っているこの手の集める系シリーズを中心に「集めること」に絶賛だだハマり中です。鉄印、御城印、御酒印、駅スタンプ、どこでもドア二次元コードなどなど。完全に考案者さんの思惑通りに乗せられちゃってるなと思うのですが、週末を中心に、コレクトしに繰り出すのはとても楽しいです!

    集めるものがあることで目的・理由ができるため、出掛けようと思えます。そして、その中で、「集める」ということをしていなかったら出会えなかった、知らなかったことに出会い、知ることができ、集めていなかった時よりも世界が広がっていきます。

    「集める」ことに意味はないかもしれません。あるのは、自己満足と密かな喜びだけかもしれません。でも、その中で得られる出会いには、何ものにも変え難いものがあります。ぜひぜひ、皆さんも何かを集めるコレクトライフを楽しんでみてください!お休みの日の参考に。

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