【注意】本記事は、緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の期間以前の内容です。そのため、営業時間等が実際とは異なる可能性があります。
滋賀県の長浜駅です。
長浜市高月の出身に山岡孫吉さんという方がおられます。山岡孫吉さんは、産業用エンジンメーカー大手のヤンマーの創業者で、明治から戦後の昭和にかけて活躍された方です。
さて、今日は、そんな山岡孫吉さんが創業したヤンマーが運営する『ヤンマーミュージアム』について紹介したいと思います。
無料シャトルバス
こちらは、ヤンマーミュージアムまで無料で送迎してくれるシャトルバスとその乗り場です。土日祝のみ運行しており、時間帯にもよりますが、00分と30分に長浜駅から出発しています。
デザインは、黒と赤、白というトラクターを彷彿させるような色合いとなっています。さすが農業機械を扱うヤンマーのシャトルバスだなと思いました。
バスの側面には、ヤンマーのキャラクターであるヤン坊マー坊のイラストも描かれています。
反対側の側面には、創業者の山岡孫吉さんの似顔絵と農機具が描かれています。
車体の後ろにもヤン坊マー坊がいました。
こちらのヤン坊マー坊は、Jリーグに所属するセレッソ⼤阪とのコラボのイラストになっています。ヤンマーとセレッソ大阪の関係は、セレッソ大阪の母体が1957年にヤンマーのグループ社員14人によって立ち上がった部活動であるというものです。
外観
こちらが、ヤンマーミュージアムの建物です。建物の外には菜の花迷路があるのと同時にトラクターの設置もありました。
ヤン坊の飛び出し坊やと、
マー坊の飛び出し坊やが対になって設置されていました。
ヤンマーは小型船舶も取り扱っているので、船舶の展示もありました。大きくどーんと展示されている船舶は近くで見るととても迫力がありました。
こちらが、ヤンマーミュージアムの表札です。周りは水田をイメージしたモニュメントとなっていると思われますが、ヤンマーの会社の名前の由来である「オニヤンマ」もよく見ると存在しています。
内観
受付
白を基調としており、天井が高く、広いエントランスです。赤いカウンターのところが受付。こちらでチケットを購入できます。
フォトスポット
また、この広いエントランスはフォトスポットにもなっています。この「YANMAR MUSEUM」を背景に写真を撮ります。
フォトスポット用に一緒に写真を撮るためのアイテムもあります。
売店
こちらは売店です。クッキーなどのお土産用のお菓子をはじめとして、自分用にステッカーやTシャツなどヤンマーミュージアムに来た記念になる商品がたくさん販売されていました。
売店にもヤン坊マー坊の飛び出し坊やがいました。
また、エントランス部分には、ちょっとした体験コーナーもありました。こちらの動作に合わせてヤン坊マーが動くというシンプルなアニメーションでしたが、自分の動きに合わせようと小さな2人が頑張ってくれている様子は健気で愛おしく思いました。
ランチ
ヤンマーミュージアムでは、建物内に「Premium Marche BIWAKO」というカフェがあり、ランチをすることも可能です。メニューは、がっつりランチというよりは、軽食という感じのラインナップです。ただ、プレートメニューなどもあって結構種類は豊富です。よく食べる人には少し物足りないと思われるかもです。
平日:11:00〜14:30(LO 14:00)
土日祝:11:00〜17:00(ランチLO 15:00/カフェLO 16:30)
シアター
ヤンマーミュージアムに入場する際は、まず短い映像を見るところから始まります。こちらがそのシアタールームの入り口です。
こちらがシアタールームの席です。
こちらは、動画が始まる前の様子です。こういうのがあると全く知りませんでしたし、知った後も、さらっと見て入場するんだろうなと思っていたら、動画を見て思いがけず物凄く心を動かされて面食らいました!!
まず、動画の演出や内容がわくわくするものだったというのと、何より、動画の最後の終わり方がすごい!!
その場にいた人で初めての人はみんな「おぉ!!!」ってなっていましたし、私もなりました。こればっかりは直接会場で知って、見て、感動してほしいと思いますので、何が起こったかは内緒です。
体験コーナー
入場すると、ヤンマーという企業に関連したミニゲームなどの体験コーナーや遊べるコーナーがたくさん設けられていました。
こちらは、小型船舶をテーマとしたゲームコーナーです。船舶を操縦し、得点を獲得していくというもの。
こちらは、収穫をテーマにしたゲーム。ハンドルを回して精米するという至ってシンプルなゲームでしたが、シンプルだからこそ誰でもすぐにルールがわかって挑戦できて、なんかハマってしまうという面白さがありました。
こちらは、作業工程をテーマにしたゲーム。カメラが搭載されていて、映像に合わせて体を動かして機械を動作させていくというものだったのですが、真剣にやると結構息が上がりました。
ゲームばかりでなく、クイズコーナーもありました。クイズは理科に関するものが中心でした。
また、ヤンマーらしく農業機械の展示もありました。タイヤにゴールドが使われていて、イカしていますね!
フットボールスタジアムなるコーナーがありました。
こちらではサッカーをテーマにしたゲームが楽しめるようでした。
ヤンマーミュージアムには2階もあります。
こちらは2階から1階を見た様子です。大きな画面にニックネームと順位、得点が表示されていますが、ヤンマーミュージアムにはヤンマーカードというものがあり、獲得ポイントなどが記録されて、会場内のモニターを介して来場者間で共有されます。そういうのがイベント感があって面白いなと思いました。ヤンマーカードについては、後ほど詳しく紹介します。
展示コーナー
こちらは展示コーナーです。
ヤンマーの創業者の山岡孫吉さんがドーンと登場していました。
展示内容としては、ヤンマーの企業理念やエンジンなどの製造のことについてなどヤンマーという企業をテーマに幅広い展示がありました。
ヤン坊マー坊のことやセレッソ⼤阪についての展示もありました。
赤と黒の2色を基調とした展示コーナーはとてもスタイリッシュでおしゃれで、興味深くてわかりやすかったです。
屋上
2階には屋外のテラスに出られる場所があります。
ビオトープ
テラスに出たところには自然の生き物が観察できるビオトープがありました。
足湯
他にユニークだなと思ったのは、「おにやんまの湯」という足湯があったということです。急に足湯!と思いましたが、これがまた良い。広いテラスの開放的な場所で裸足になって足湯に浸かるというのはなんとも気持ちが良いと思います。
ヤンマーカード
ヤンマーミュージアムには、ヤンマーカードなるものがあります。
館内の各種の体験コーナーでは、このヤンマーカードをQRコードリーダーにかざすことでゲームがスタートします。
ゲームに挑戦することでヤンマーポイントは貯まるのですが、ゲームの成績によって貯まるポイントが変わってきます。(良い成績だと多くのポイントを獲得できます。)そして、このカードは、次に来館した時に持参すると、同じカードにポイントを貯めることができるようになっています。
私は、この日初めて訪れたので、ランクは「ブロンズ」です。このランクがポイントによって上がっていく仕組みになっていて、またリピートしたくなる楽しいシステムだと思いました。ポイントには有効期限も設けられています。
最後に
施設の情報
開館時間:10:00〜17:30(受付9:45〜16:30)
※平日も土日祝日も同じ時間です。また最終入館は17:00です。
休館日:月曜日(祝日や振替休日の場合は翌平日)、年末年始
入館料:一般:800円、小・中学生:400円、未就学児:無料
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