紫陽花って可愛い。琵琶湖の畔の静かな花園「芦刈園」に行ってみよう!

滋賀県守山市のあじさいが見られる芦刈園

滋賀県守山市には、変わった地名で有名な「浮気」という地域があります。

「浮気」と書いて「ふけ」と読むのですが、県外の人からはよく「浮気(うわき)」て地名があるの?!と驚かれます笑

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さて、今日は、そんな守山市にある紫陽花で有名な芦刈園という自然公園を紹介させていただきたいと思います。

奇しくも紫陽花の花言葉は「浮気」。

守山市と紫陽花のこの奇妙な共通点に想いを馳せつつ、今日の記事、行ってみたいと思います!

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JR守山駅に着きました。この駅を東口に出ると、降りてすぐのところに、先ほど話題にした浮気町があるのですが、

今回は「西口」に出て、3番乗り場から杉江循環線のバスに乗車して、杉江という地域へ向かいます。

ちなみに、JR京都駅から守山駅は、電車で約30分の距離です。

近江鉄道バス時刻表検索ページ

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この日は土曜日だったのですが、おそらく紫陽花を見に行くんだろうなという20代の友達グループやカップルが乗り合わせていました。

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ちなみに、バスのダイヤはこのようになっております。私は、杉江循環線の守山運動公園経由の9時30分発のバスを利用しました。

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さぁ、着きました。芦刈園の最寄のバス停「杉江」で下車します。運賃は310円。乗車時間は約10分。

帰りのバスもちらっと確認しておくと、12時46分がありますね。こちらがちょうど良さそうです。土日祝は、13時台の便がないので、注意です。

画像からは、わかりにくいですが、青い表が平日、赤い表が土日祝の時刻表となっています。

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芦刈園へはこの道を通っていきます。

いきなり鳥居がドーンと現れ、ちょっと面白そうだと思いました。歩くのに楽しませてくれそうな道だ、と。

ここから芦刈園までは、徒歩で約20分です。

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住宅地の中にはこのように水路が通っています。水がきれいでした。

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道中でも、さりげなく咲き誇る紫陽花をたくさん見ることができます。

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こんなに鮮やかな紫陽花をウォッチしながら、お散歩気分で歩くので、バス停からの徒歩20分がもうすでに楽しいです!

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水路にも蓮が咲いていたり、

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鯉が泳いでいたりなど、発見がたくさん。美しい町だ!って反射的に思いました。

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田んぼのにおいは、私の地元のにおい。天気も良くってとても気持ちがいい初夏の滋賀を感じながら歩いていると、

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そうこうしているうちに「もりやま芦刈園」に着きました!

紫陽花について、ほぼ知識ありませんでしたが、世界のあじさいって書いてあって、紫陽花ってワールドワイドなんだということを知りました。

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ちなみに、車で行こうと思うと芦刈園の駐車場までの道路はかなり列をなしていました。

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そして、慢性的に満車の表示が。車があっても、バスで訪れた方が却って行きやすいかもしれません。車じゃないとそこだけしか行けへんやんと思われるかもですが、少し歩けば、琵琶湖博物館にも行けますし、駅に戻ってカフェに立ち寄っても楽しいと思うので、車よりもバス利用の方が身軽に移動できるかもと思いました。

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入園料は、大人200円。

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また、感染症対策から、今年度は、休日は、午前中のみの開園となっています。

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園内は、わりと広くて、川が手前と奥のエリアを分けています。

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この園内図のところにも早速、紫陽花が!

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目次

手前のエリア

ここ芦刈園では、日本と西洋の紫陽花がそれぞれ50品種5,000本の計10,000本見られます。

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それぞれの品種のところには、ネームプレートが設置されていて、中には、名前の由来はなんだろうと思う興味深いものもあります。

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どこにパリピ要素があるのかなぁと思いましたが、こちらは、細い花弁で、花が舞い踊るように咲くことから、ダンスパーティーなのだそう。

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こちらは、西洋紫陽花のリベラ。

白い紫陽花は、あまり街中では見ないので、新鮮です(^^)

ピンクやブルーがカラードレスなら、こちらは、純白のドレスみたいだと思いました。

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こちらは、ネームプレートを撮ってなかったので、名前不明ですが、

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ピンクがかわいいなって思いました。

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ブルーもすきです。

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こうやって、ピンクとブルーを交互に見ていると、眠りの森の美女のドレスを思い出します。

知っている人にしか伝わりませんが、最後の主人公のドレスがピンクとブルーに交互に変わるあの場面です。

ちなみに、紫陽花の色は、土に含まれる酸性度によって変わるのですが、酸性だと青、アルカリ性だと赤となるそうです。リトマス試験紙とは逆ですね。

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こちらは、柏葉。西洋紫陽花なのですが、和名の由来は、葉っぱがカシワの形に似ているからだそう。花ではなく、葉っぱの方がフューチャーされたのですね。

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こちらは、花火。長い花柄(花軸から分かれてその先端に花を付ける小さな枝)が花火を打ち上げた時のように見えることから花火となったそうです。今年度は、各地の花火大会が中止になっていますが、紫陽花で花火を楽しむことができました!

川のエリア

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こちらが、エリアとエリアを分かつ川のエリア。

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急にボートに植えられている紫陽花がありました。勝手にノアの箱舟に選ばれた紫陽花と名付けていました。でも舟の花壇になっているのは、川のエリアだからかな。

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本格的に整備されているこの川のエリアは、橋が架かっていたり、サイドにベンチがあったりし、一旦ここでひと休みできるようになっていました。

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あぁ、緑が気持ちいいなぁって思いながら、

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散策、散策~。

奥のエリア

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奥のエリアに来ました。奥のエリアは手前のエリアよりも群衆で植えられている紫陽花が多かったので、写真を撮るにはもってこいのエリアやと思いました。フォトジェニックゾーンですね!

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こちらは、ミスヘップバーン。ヘップバーンという名前ですが、ローマの休日のオードリーヘップバーンとは全く関係がないそうです。じゃあ、何が由来かっていうと、それはわかりませんでした。

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でも、いわゆるオーソドックスな紫陽花ですよね。イラストとかで描かれる紫陽花ってこういう色のこういうタイプのものがよくあるなって思います。

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ちょっとだけ紫よりのバージョンもあります。

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紫陽花って全然詳しくありませんが、こういう真ん中に小さなつぶつぶのお花があって、周りに大きいお花が配置されているタイプと、

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このように同じ大きさの花が球を作っているタイプの大きく2種類に分けられますよね。

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どちらにも魅力があって綺麗だなって思います。いろんな色もありますし。そういえば、先ほど、紫陽花は、土の酸性度で色が変わるというお話をしましたが、その特徴から紫陽花は別名「七変化」とも言われているそうです。これは結構正式な別名で、辞書で「七変化」と引くと、言葉の説明に「紫陽花の別名」と書かれているほど。

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世界の紫陽花と銘打っていますが、西洋紫陽花と呼ばれるものは、もともとは、日本からヨーロッパに渡ったものが向こうで品種改良されて今日まで至ったものだとか。いわゆる逆輸入というものですね。だから原産地は、もとをたどると日本なのだそうです。

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こちらはカルテンゲナード。

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ピンクの花びらの中に青の丸いのがつんってなっています。

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こちらは、これこそディズニープリンセスみたいなかわいい紫陽花です。 真ん中のつぶつぶにさらにツツジの中にあるやつみたいなのが付いているところが好きだなって思いました。

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こちらのお花は、花密度が小さな紫陽花。

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紫陽花って紫陽花だけで花束みたいだなって思うのは、花がいいっぱいあるというものさながら、こういう小さいお花とセットになっているものは、まるで違う種類のが束ねてあるかのように見え、花束のように感じるからなのですね。鑑賞している中で思ったことです。

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最後に紹介するのは、マシア。私がこの日、一番いいなって思った品種です。このマシアの鮮やかさは、どう写しても写真では十分に写しきれてないように思えてなりませんでした。どのお花もそうですが、特に実際に見てほしいなって思った品種の一つです。

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また、先ほど、土が紫陽花の色に影響を与えると書きましたが、 マシアは、土の酸性度によって色が左右されない品種なのだそうです。ぜひ実際に足を運んでこの鮮やかな色彩を見てほしいなって思います。

最後に

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さて、梅雨もそろそろ明けるのでしょうか。

紫陽花は、梅雨の季節の彩の花。天気の時だけでなく、雨の日に見に行っても、また雰囲気が違い、別の顔を見せてくれます。

芦刈園は、6月30日(火)まで。お休みの日の参考に!

スポット情報 – もりやま芦刈園|守山市観光物産協会

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