月桂冠の御酒印をTHE SHOTの赤で手に入れる!江戸時代創業の京都伏見の酒蔵を訪れる。

月桂冠の御酒印と月桂冠の建物

京都の伏見です。

伏見のまちは、酒蔵があったと思ったら、またすぐ酒蔵があるという酒造りで有名なまちです。そんな伏見の特性を汲んでか、伏見にある飲食店では、多くのお店でもお酒を使ったスイーツや料理が提供されていたりします。

月桂冠の木造建築の建物

今日は、そんな伏見の日本酒製造会社の中でも特に歴史が古い世界的に有名な老舗企業である「月桂冠」と月桂冠で入手できるお酒の御朱印である「御酒印(ごしゅいん)」について紹介したいと思います。

◯御酒印についてもっと見る

お酒の御朱印「御酒印」を集めよう!酒蔵巡りで登録銘柄ラベルのコレクトはいかが?

※ただし、当記事は、緊急事態宣言前の内容ですので、現時点の営業時間などについては公式ホームページ等をご確認ください。

    目次

    月桂冠とは?

    月桂冠の名前の由来

    月桂冠は、企業の名前であると同時に同社が製造する日本酒の銘柄名でもあります。そして、その月桂冠という名前ですが、月桂冠とは、月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだ冠のことで、勝利と栄光のシンボルであり、由来もそこから来ているそうです。

    創業は江戸時代

    月桂冠は、1637年に創業された400年近くの歴史を持つ超老舗企業です。そのため、さまざまな歴史的な出来事とも関連があり、鳥羽・伏見の戦いでは、市街地が戦火に巻き込まれた中で、何とか本宅が被害を受けずに済み、今日まで至るというような逸話もあるとのこと。

    ◯月桂冠と鳥羽・伏見の戦い

    鳥羽伏見の戦い|坂本龍馬 ゆかりの地、京都伏見|月桂冠 ホームページ

    老舗だけが加入できる世界組織に加入

    月桂冠は、伝統企業だけで構成されている国際組織「エノキアン協会」に1984年から加入されているそうです。

    エノキアン協会は、「創業200年以上の歴史があること 」「同族経営であること」「業績が良好であること」という3つの条件が揃った企業のみが入会できるという格式の高い協会です。

    日本の企業では、月桂冠を含め10社(2020年現在)が所属しているということです。

    ◯エノキアン協会

    伝統企業の国際組織「エノキアン協会」に加盟|月桂冠 ホームページ

    月桂冠大倉記念館

    さて、そんな月桂冠なのですが、記念館がありまして、日本酒や月桂冠に関する展示コーナーや建物内にある庭園、酒造りに使う道具類などが見学できるようになっています。

    月桂冠の正面の入り口

    こちらは、その記念館の入り口です。

    一般の見学の場合は予約なしで見学することが可能です。見学には入館料が必要となります。

    売店

    月桂冠の売店の入り口

    記念館には、売店が併設されています。

    こちらの売店だけの利用の場合は、無料で入ることができます

    月桂冠の売店の店内の様子

    売店には、本格的な日本酒の他、小さいサイズの瓶タイプのお酒や、酒粕など料理に使える日本酒を使った製品、衣類などの月桂冠やお酒をテーマにしたグッズが並んでいました。

    月桂冠の売店の日本家屋の雰囲気が感じられる天井

    また、記念館の建物は、木造建築でとても雰囲気のある建物となっていました。

    月桂冠の売店に設置されていた自分にぴったりなお酒を診断するためのアプリ

    売店には、このようなアプリも設置されていました。

    月桂冠の売店に設置されていた自分にぴったりなお酒を診断するためのアプリの画面

    この「サケクラ」というアプリを使って自分の活スタイルや好みを入力していくことで、自分に合った日本酒をおすすめしてもらえます。

    THE SHOT

    月桂冠の「THE SHOT」シリーズは、2019年3月から新しい酒質、容器、飲み方で日本酒の新たな価値観を打ち出そうとして発売された商品です。

    ◯THE SHOT

    月桂冠「THE SHOT」シリーズに新たなテイスト登場!「鮮やかジューシー 純米」

    月桂冠の商品である「THE SHOT」4種類

    黒の「華やぐドライ 大吟醸」、金の「艶めくリッチ 本醸造」、赤の「鮮やかジューシー 純米」、白の「爽やかホワイト うすにごり」の4種類があります。

    それぞれにキャッチフレーズがあり、黒が「まるで『りんご』」、金が「完熟したバナナのような香り」、赤が「南国フルーツのジューシー感」、白が「マスカットのような爽やかさ」とのことです。全種類、気になりますね。

    月桂冠の商品である「THE SHOT」と月桂冠の建物とのツーショット

    どれにするかめちゃくちゃ迷いましたが、一番新しい製品である赤の「鮮やかジューシー」にすることにしました。

    御酒印

    さて、月桂冠の御酒印を紹介したいと思います。御酒印は、その酒蔵で、商品を買ったり、食事をしたり、有料の酒蔵見学に参加したりすることでもらうことができます。

    私は、先程のTHE SHOTを購入したので、こちらの御酒印をもらうことができました。

    月桂冠の御酒印

    月桂冠の御酒印の登録銘柄は「月桂冠特選」です。月桂冠特選は、かつて日本酒に級別制度があった頃の「特級」のお酒で、高級クラスの商品として知られていました。現在も京都の料亭などで多く採用されているそうです。

    ◯級別制度について

    かつての特級酒=大吟醸酒は間違い?お酒のランクを決めていた「級別制度」とは

    記念スタンプ

    月桂冠の記念スタンプ

    記念館を訪れた記念に押すスタンプが設置されていました。

    月桂冠の記念スタンプを御酒印帳に押印し、御酒印とともに撮った記念写真

    せっかくなので、御酒印帳に押して御酒印と一緒に思い出に残します!

    御酒印帳は、御酒印を貼るだけでなく、酒蔵を訪れた時に感じたことやイラストを書き込めるようになっています。

    そして、もちろん、このように記念スタンプを押して楽しむこともできます。

    使い方は、いろいろなので、自分自身の楽しみ方を見つけるのもいいですよね。

    最後に

    月桂冠

    お店の情報

    月桂冠大倉記念館

    営業時間:9:30〜16:30(受付16:15まで)

    入館料金

    600円(20歳以上)、100円(13〜19歳)、無料(12歳以下)

    ※13歳以上の方は、お土産付き。

    ※売店のみの利用なら無料。

    電話番号:075-623-2056

    お店の場所

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