鹿猿狐ビルヂングでランチはできる?どんなことが体験できるの?ならまちの注目スポットを紹介します。

奈良駅周辺にできた鹿猿狐ビルヂング

【注意】本記事は、緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置の期間以前の内容です。そのため、営業時間等が実際とは異なる可能性があります。

奈良駅周辺の路地を散歩しています。

奈良駅周辺の路地は和な建物に洋なお店が展開しているというセンスの光る雰囲気のまちです。そして、ゆったりした感じの街並みもとても魅力的だと思います。

ならまち お散歩マップ

さて、今日はそんな奈良駅周辺の路地にある複合商業施設『鹿猿狐ビルヂング』について紹介したいと思います。ちなみに、施設の名前の読み方は『しかさるきつねビルヂング』です。

目次

外観

鹿猿狐ビルヂングの建物

こちらが『鹿猿狐ビルヂング』の建物です。『鹿猿狐ビルヂング』は建築家の内藤廣さんという方が手掛けられたということです。特徴は、開放的なガラス窓と周囲の街並みを活かした瓦屋根とのこと。ならまちの雰囲気に溶け込むデザインにされたそうで、たしかに、近代的でもありますが、古風な趣も残した建物となっています。

フロア案内

鹿猿狐ビルヂングの建物の案内図

こちらは、『鹿猿狐ビルヂング』のフロア案内図です。建物は1階から3階まであり、1階がレストランやカフェ、展示コーナー、2階が物販、3階がコワーキングスペースというようになっています。

鹿猿狐ビルヂングの入り口

1階のフロアを通路が突き抜けているのが斬新で印象的でした。

内観

鹿猿狐ビルヂングの名前の由来

鹿猿狐ビルヂングの鹿と猿と狐のモニュメント

『鹿猿狐ビルヂング』の名前の由来は、施設にお店を出店している『中川政七商店』のロゴである「鹿」、『猿田彦珈琲』の「猿」、『㐂つね』の「狐」というそれぞれのお店から連想される動物を取って組み合わせたというのが由来です。

建物内には、そんな施設名をイメージしてか鹿と猿と狐のモニュメントがありました。

㐂つね(すき焼き)

鹿猿狐ビルヂングの㐂つねという名前のレストラン

こちらは、ミシュラン・ガイドで1つ星を獲得した東京の代々木上原のフレンチレストラン「sio」が出店する『㐂つね(きつね)』という名前のレストランです。

鹿猿狐ビルヂングの㐂つねという名前のレストランの看板

すき焼きをメインとしたレストランで、本格的な食事が楽しめます。ちなみに、『㐂つね』の「㐂」は「喜」の異体字だそうです。

『㐂つね』のメニューについて

茶論(喫茶、茶道具)

鹿猿狐ビルヂングのかき氷が食べられるレストラン

こちらは、『茶論』という名前のお茶処です。茶道の新しい楽しみ方や学び方に触れることができるそうです。濃い抹茶ラテや季節に合わせた茶菓子を味わえます。

時蔵

鹿猿狐ビルヂングの蔵

こちらは、『時蔵』と名付けられた部屋です。実際に利用されていた蔵がギャラリーとして改装されました。

鹿猿狐ビルヂングにある建物の紹介をしている部屋

中川政七商店の歴史などを保存するための展示スペースとなっています。

布蔵

鹿猿狐ビルヂングにある展示室

こちらは、『布蔵』と名付けられた部屋です。こちらも実際に利用されていた蔵が改装されたスペースで、機織り体験ができたり、麻織物の老舗として創業した中川政七商店ならではの展示を見たりすることができます。

鹿猿狐ビルヂングにある昔の日本の家にあった家具

『布蔵』の前には、伝統のありそうな昔の家具がありました。さりげなく置いてある豚の蚊取り線香がキュートです。

鹿猿狐ビルヂングにある和室

蔵の近くには日本らしい庭もありました。

鹿猿狐ビルヂングにある日本庭園

灯籠や石と緑の調和が日本の庭という感じでいいなと思いました。

鹿猿狐ビルヂングにあった睡蓮

また、このようにお花もポイントポイントに置かれていたりして、施設全体が丁寧に手入れされている感じがいいなと思いました。

猿田彦珈琲(カフェ)

今回写真はないのですが、『鹿猿狐ビルヂング』には『猿田彦珈琲』も出店されています。『猿田彦珈琲』では、コーヒーなどのカフェメニュー以外にも「欧風バターチキンカレー」や「ビーフストロガノフ」などといった食事も注文することができます。

鹿猿狐ビルヂングの『猿田彦珈琲』について

中川政七商店(生活雑貨)

鹿猿狐ビルヂングにある物産店の看板

こちらは、2階の中川政七商店の生活雑貨を販売するショップです。ざっと3千点のアイテムが販売されています。

鹿猿狐ビルヂングにある物産店の全体像

こちらでは、奈良にゆかりのある生活雑貨がスタイリッシュに陳列されていました。鹿猿狐ビルヂングの限定品なども販売されているとのことです。

鹿猿狐ビルヂングにある物産店で売られていたふきん

こちらは、かや織のふきんです。模様によって「奈良ふきん」であったり、「正倉院ふきん」などといろんな表現がされているところが面白いです。

鹿猿狐ビルヂングにある物産店で売られていたふきんの説明

各商品には、このようにイラスト付きの簡単な解説が付けられており、商品について深く知ることができます。

鹿猿狐ビルヂングで展示されているお茶に関する道具

こちらは、茶道具の展示です。

鹿猿狐ビルヂングで展示されている盆栽

盆栽などもありました。和の文化をテーマに幅広く展示品や商品のラインナップが取り揃えられていました。

JIRIN(コワーキングスペース)

鹿猿狐ビルヂングにあるコワーキングスペース

こちらは、『JIRIN』というコワーキングスペースです。中を少しだけ見せていただくと、洗練された空間でパソコン作業をされている利用者の方が何人かおられました。窓からは興福寺の五重塔が眺められるそうです。

鹿猿狐ビルヂングにあるコワーキングスペースで使われているロッカー

コワーキングスペースを利用する方が郵便物の受け取り先として設定できるようになっているのか郵便受けもありました。

JIRINについて

最後に

鹿猿狐ビルヂング

お店の情報

営業時間

中川政七商店:10:00~19:00

猿田彦珈琲:9:00~21:00

㐂つね:11:00~15:00(LO 14:00)
17:00~21:00(単品ご注文の場合 LO 20:00/コースご注文の場合 19:00)

茶論:10:00~19:00(LO 18:30)

JIRIN:9:00~21:00(ドロップインは10:00受付開始、19:00最終受付)

お店の場所

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