熱海にやってきました。
こちらは、熱海にある商店街の1つ「熱海銀座」です。
熱海は、江戸時代から湯治場として親しまれてきた温泉街です。
昔ながらの温泉街の雰囲気も残りつつ、可愛いお店や洗練されたホテルもあり、首都圏からのアクセスが良い温泉街として、若者を中心に多くの人が観光に来ていました。
今日は、そんな熱海にあるプリン屋さん「熱海プリン」について書きたいと思います。
熱海プリンとは?
熱海プリンとは、観光地である熱海の新しい名物として、温泉を使った「温泉玉子プリン」として開発されたプリンのことです。
2017年7月にJR熱海駅前の平和通り商店街近くに20平方メートルほどの小さな店舗をオープンされたのが始まりとのこと。
SNS映えすることを意識して、店舗デザインや商品企画が行われたということで、商品パッケージやお店の外観や内観がとても可愛いです!
熱海プリンカフェ2nd
熱海プリンのお店は、その後、次々と姉妹店が展開され、現在では、市内に4店舗のお店があります。今回は、そのうちの2番目にできた「熱海プリンカフェ2nd」(2018年7月オープン)という熱海プリンのカフェについて紹介したいと思います。
外観
ゆるいフォントの看板
熱海プリンの店名は、とってもゆるいフォントで書かれています。筆ペンなどを使ってちょっと下手っぴに書いた、みたいなゆる可愛さ。
そんな雰囲気が、熱海プリンの親しみやすいさを作っているのかもですね。
お洒落な立て看板
お店の脇に立てられている立て看板も可愛い。熱海プリンカフェ2ndは、熱海銀座に立地しているので「ATAMI GINZA」という表記も見られますね。
「かばマーク」
ちなみに、各看板などには、かばのイラストが描かれていると思いますが、こちらは、熱海プリンのトレードマークだったります。ここ熱海温泉は、塩分が多いのが特徴で、塩の温泉なのですが、その熱海温泉の「塩」にちなんで、塩を好む動物である「かば」をモチーフにされたのだとか。
ちなみに「かばが塩を好むってどういうこと?」という感じかもですが、かばは、草食動物で、ミネラルを求めるため、塩があると匂いにおびき寄せられやってくるという習性を持っています。そのため、塩を好む動物としてモチーフとされたのですね。
内観
お風呂モチーフ
店内は、お風呂屋さんがモチーフとされています。まず、入り口ののれんがお風呂屋さん感を出しています。
”みんなで楽しむおふろ”がお店のテーマであるそうです。店内には、約15席のカフェスペースがあるのですが、現在は、密回避のため、カフェスペースでのイートインは利用休止となっています。
タオルを使ったメニュー表示
壁に貼られているメニューは、ハンガーに掛けられたタオルというデザイン。タオルの感じもお風呂で使うタオルって感じですね。
昭和レトロな牛乳瓶
牛乳屋さんのようなこのモチーフは、熱海の商店街の雰囲気に合わせ昭和レトロなイメージでデザインされたとのことです。
グッズの販売
お風呂屋さん風の下駄箱と桶
店舗全体の”お風呂屋さん”というテーマを際立たせる下駄箱風の商品の設置台。木製の鍵がいい感じです。そして、こちらの熱海プリンのお店は、プリンなどの飲食物だけでなく、グッズの販売も実施されていて、そのグッズが風呂桶風のかごの中に入れられ、陳列されています。
こんなふうにディスプレイされていたら欲しくなってしまいますよね。特に、タオルや手ぬぐいなどは、お風呂というデザインのテーマにも合っていて、めちゃくちゃ魅力的でした。
浴槽風カフェスペース
カフェスペースは、タイル張りの浴槽に座って、食べるというスタイルになっています。壁のイラストもシャワーや泡のイラストになっていて、お風呂に入っているような演出となっています。
ただし、現在は、残念ながら、密回避のため、ここで飲食をすることはできず、写真撮影のみの利用に限定されています。
カフェスペースには、ほかにも、かばのぬいぐるみが置いてあったり、
風呂桶やラバーのあひるがいたり。
また、私が訪れたのが、11月下旬で12月のクリスマスが遠からずな時期であったため、密かにちょっとだけクリスマス仕様にもなっていました。ミニサンタとミニツリーです。よーく見ないと気づかない。
プリン
さて、肝心のプリンです!
たくさんメニューがあって、どれにしようか迷いましたが熱海プリンの「だいだいソースと千年井田塩付」という商品を頼んでみました。
ほかの商品は、名前から何となく想像が付いたけれど、この商品だけは「だいだいソース」ってなんだろうとわからず、気になったからというのが理由です。
ちなみに、だいだいソースとは、熱海で昔から親しまれているポン酢などに使われる伝統的な特産の柑橘らしいです。プリンの値段は1個380円です。
ソースは、最初はかけずに食べて、プリンそのままの味を楽しんでから少しずつかけるのがいいかなと思います。一気に全部かけると、ソースの味の主張が強くなり過ぎるので、余る前提で調整するのがいいです。
私は、こういうの全部バッてかけたいタイプなので、かけてしまいましたが、当然、味が強くなり過ぎて、少しずつかけていけばよかったと思いました。
容器の瓶
容器の瓶が可愛いので、捨てるには忍びないって思ってしまいます。
でも、こういうの残していたら際限ないので、一定期間保存後捨てますが、もし、残すでのあれば、たとえば、洗面グッズとしての再利用の道があるのではないかなと思いました。
こんな感じです。
一緒に旅行に行った友人がホテルで早速使ってはったのを見ていいなぁと。
お店の情報
混み具合と行列
熱海プリンと熱海プリン2nd、どちらも休日は、終日行列が出来ていると思って間違いないです。土日の11時前後と16時30分前後といった昼間と夕方の時間に行ってみたのですが、どちらの時間も同じくらい混んでいて、ざっと15組くらいは並んでいたと思います。ただ、テイクアウトのみの販売だったので、行列が出来ていたことにビビりましたが、回転が早く、15分から20分くらいで商品を買うことができました。
イートインの休止
当面の間、カフェスペースでのイートインは、利用休止となっているそうです。
ただ、デザインに凝られた可愛い内装となっているので、写真だけは撮ることができます。店内で食べることはできないので、テイクアウトのみの利用となっています。
通常モードですと、商品を購入すると、風呂桶に入れられた商品を店員さんから渡してもらえ、その風呂桶を持ってカフェスペースに行き、それをテーブル代わりに楽しむことができるという、まさに、お風呂を楽しむがテーマとされたしくみになっています。
熱海市内の4店舗
熱海市内には、全部で4店舗の熱海プリンのお店があります。
熱海プリン
- 公式HP(熱海温泉街で初めての“プリン専門店”)
【営業時間】10:00〜18:00
【テイクアウト】あり
【イートイン】なし
【距離】JR熱海駅から徒歩3分
【駐車場】なし
熱海プリン2nd
- 公式HP(熱海プリンカフェ2nd)
【営業時間】10:00〜18:00
【テイクアウト】あり
【イートイン】あり(15席)
【距離】JR熱海駅から徒歩12分
【駐車場】なし
※現在は、イートインスペース休止中。
渚の熱海プリン
- 公式HP(テイクアウト専門店「渚の熱海プリン」)
【営業時間】10:00〜17:00
【テイクアウト】あり
【イートイン】なし
【距離】JR熱海駅から車で10分
【駐車場】あり(有料)
※駐車場は、店舗が複合型リゾート施設である「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」の2階にあるので、当該施設の駐車場を利用することになります。
熱海プリン食堂
- 公式HP(ドライブイン 熱海プリン食堂)
【営業時間】10:00〜18:00(L.O.17:30)
【テイクアウト】あり
【イートイン】あり(48席)
【距離】JR熱海駅から車で15分
【駐車場】あり
※食堂なので、プリンなどのスイーツのほかに、オムライスやカレー、タコライス、パスタなどといった食事メニューも充実しています。
4店舗の地図
4店舗を地図に落とし込んでみました。熱海プリン食堂だけちょっと離れたところに位置しています。熱海観光の参考にしてください。
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