鳥取県鳥取市の鳥取砂丘です。
鳥取砂丘は、中国山地の風化して砂になった花こう岩などが、雨で土砂として日本海へ出て、波で海岸へ押し戻されたものが、強い風で内陸へ飛ばされるということが長い年月をかけて繰り返されて形成されたものです。
今日は、そんな鳥取砂丘のすぐ前の道路に設置されている「ポケモンマンホール『ポケふた』」について紹介したいと思います。
ちなみに、鳥取県に設置されているマンホールは19種類で、県内の19市町村すべてに設置されているそうです。
◯ポケモンマンホール「ポケふた」
こちらは、鳥取駅ですが、鳥取は、砂丘があるということから、駅にもこのように砂で作られたモニュメントが設置してあったり、随所に”砂”を意識した装飾が施されていました。
そのため、今回紹介する鳥取県に設置されているポケモンマンホールも鳥取県の”砂”にちなんで、砂をテーマにしたポケモンである「サンド」がデザインされています。
設置場所は砂の美術館前道路
サンドのポケモンマンホールが設置されているのは、鳥取砂丘の目の前にある砂の美術館に面する道路上です。
ちなみに、この砂の美術館は、その名のとおり砂をテーマにした美術館で、館内には、砂を素材にした彫刻が多数展示されています。
砂の彫刻を展示する美術館はここ鳥取県の砂の美術館が世界初なのだそうです。
◯砂の美術館についてもっと見る
→鳥取砂丘 砂の美術館 – 世界初、「砂」を素材にした彫刻作品を展示する美術館
私が訪れた時は、雪が降っていた時だったのですが、マンホール周りが、除雪されていて、かえって見つけやすいようになっていました。
ミミロル、アローラサンド、サンド
デザインは、砂をモチーフにしたポケモンである「サンド」、「アローラサンド」と、うさぎをモチーフにしたポケモンである「ミミロル」の3匹のポケモンが描かれているデザインとなっていました。
サンドとアローラサンド
サンドとアローラサンドが鳥取砂丘前のポケモンマンホールのデザインに採用されているのは、言わずもがなかもですが、鳥取砂丘の”砂”にちなんでいます。
ポケモンマンホールをよく見ると「サ」「ン」「ド」の文字が隠れていたりします。
また、この2匹は、2018年12月から鳥取県の魅力をPRするべく「とっとりふるさと大使」に任命されています。
◯2匹のとっとりふるさと大使の任命について
ちなみに、3月10日は「サンドの日」として、毎年、各種キャンペーンが催されています。
◯サンドの日
ミミロルは因幡の白兎がモデル
うさぎのミミロルがデザインに採用されているのは、因幡の白兎がモチーフだと思われます。マンホールの背景に海のイラストがあり、そこにサメが登場していますが、これは、因幡の白兎がサメを騙して海を渡ったという神話がテーマになっていると思われます。
◯因幡の白兎についてもっと見る
鳥取砂丘前の売店
鳥取砂丘周辺には、食事ができたり、お土産が買えたりする売店があるのですが、こちらにもポケモンマンホールにちなんだアイテムがいくつか見られました。
顔出しパネル
こちらは、鳥取砂丘にいるサンドやアローラサンドのイラストが描かれた顔出しパネルです。この顔出しパネルは、こちらの売店以外にも県内に何箇所か設置されていて、写真を撮って楽しむことができます。
自動販売機
こちらは、ピカチュウのデザインの自動販売機です。こちらの自動販売機は、ポケモンマンホールの設置の有無に関わらず見かけることがありますが、ポケモンマンホールの近くに設置してあると、ポケモンつながりでちょっと嬉しいなと思いました。
釈由美子さんとマンホール
鳥取県のポケモンマンホールの設置やイベントにあたっては、女優の釈由美子さんがコメントを出されていたり、PR活動に関わったりされています。
それは、釈由美子さんが数年前に演じた『仮面ライダージオウ』の敵役で、攻撃や防御にマンホールを使っておられたことがきっかけとのこと。
釈さんとマンホールとの意外なご縁があったとは、鳥取のマンホールに出会うまで全然知りませんでした。
最後に
マンホールの設置場所
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