皆さま、夏の日々をいかがお過ごしでしょうか。
今日は、暑い夏に涼しい室内で、家にいながらも日本全国、さらには、世界各国のまちが楽しめる地図ジグソーパズルについて紹介します。
古社工芸さんのジグソーパズル
古社工芸さんは、都道府県を中心に地図専門の木製ジグソーパズルを作成されている作家さんです。
47都道府県が揃う
47の都道府県をすべてパズルで再現されていて、都道府県によっては、平成の大合併前バージョンのものも作成されていたりします。旧市町村バージョンもあるなんて、地元民からするとちょっとテンションあがりますよね。
こちらは、愛知県と岐阜県のパズルですが、左が合併後、右が合併前のものとなっています。
市町村バージョンも
さらに、地域によっては、市町村や区、離島のパズルも作成されており、おぉ、そこのパズルもあるのね!と作品を拝見しながらわくわくします。作者さんによりますと、市町村バージョンは、今後数年掛けて全市町村を網羅していかれる予定であるとのこと。
市町村ごとのパズルがあったり、
区バージョンや、
離島バージョンもあります。
世界の国のパズルも
そして、そして、日本国内だけにとどまらず、世界の国のパズルも作成くださっています。こうやってパズルにされていると、面白いですよね。知ってる形の国でもまた違った印象を受けるし、歴史的背景やらなんやらが気になってきたりします。
歴史好きにもたまらない
また、同じ日本でも江戸時代や戦国時代、明治などといった時間スケールで展開されているシリーズもあります。
minneで購入できる
ここまで、古社工芸さんの商品を紹介してきました。見ているうちにパズルが欲しくなって来られたのではないでしょうか?笑
古社工芸さんの作品は、minneというスマートフォンアプリを介して購入することができます。また、オーダーメイドの受付もされているとのことです。
何のまわし者でもありませんが、興味を持たれた方は、ぜひ、1度ご覧になられてはいかがでしょうか。(あと、何気にアイコンの画像を滋賀県にしてくださっているのが、県民としては嬉しかったりします!笑)
滋賀でやってみる
では、私もパズルを購入させていただきましたので、実際にやってみたいと思います。
滋賀は、平成の大合併の前と後の2パターンがあるのですが、まずは、ピースの少ない合併後の方からチャレンジしてみます。
ちなみに、滋賀は、他に「守山市」のパズルがあります。(あ、購入済の作品に「いいね」を付けさせていただいているだけで、他の作品を「いいね」と思ってないわけではありませんので、どうか。)
平成の大合併後
こちらがパズルです。
木製ということもあって、みんなが想像する宝の地図や古地図と同じ色合いなのが、雰囲気あります。
さ、バラしていきましょう。
ピースは、普通のジグソーパズルと違って、市町の形となっているので、大きさがまちまちです。小さなサイズのものはかわいいし、
大きいサイズのものは、何か別のものに見えてきます。何だろう。何となく、私は、動物ビスケットを思い出しました。
こうすると、大きいピースが恐竜に見えて、小さいピースを捕食しようとしているようにも見えますね!
地形っていろんな形をしていて面白いので、ちょっとこんな感じで、いろいろ遊びたくなってしまいました。
ちなみに、内湖までちゃんと表現してくださっていて、作者さんのプロフェッショナルさに感激します!
また、琵琶湖の離島もちゃんと配置していてくださっています。こちらは、沖島。
竹生島。
矢橋帰帆島などなど。
さて、いざ、挑戦へ。
パズルの型には、ピースの形の線が引かれています。
はめ込む作業を、端からスタートさせ、
とん、
とん、
とんと、テンポよくいきました。
さ、最後は小さいピースのこちらと
こちらをはめ込んで、
琵琶湖を投入!
滋賀は、琵琶湖がはめ込まれることで、命を吹き込まれます笑
はい、できました!
が、次は、ちょっと難易度を高めて、型無しでやってみたいと思います。
型がない場合は、逆に琵琶湖を最初に配置して、周辺をはめていくと、組み立てやすいです。
そんなバトルはありませんが、もし都道府県パズルバトルがあったら、琵琶湖というわかりやすい軸があるため、滋賀は結構有利なんじゃないかなって妄想していました笑
大きいピースから湖岸を埋めていきます。
型なしでやっているので、土台になる方のピースをしっかり押さえながら、
ずれて分離しないようにはめていきます。
さ、最後に小さいピースをはめて、
ぎゅっと詰めたなら、
はい、型なしバージョンでもできました!
うん、こちらもまだまだ初級編。比較的スムーズにできます。
平成の大合併前
さて、次に挑戦するのは、合併前の旧の市町村バージョンの方。市町「村」と表現していますが、滋賀にも昔は村がありました。50ピースのパズルは、さっきよりも気合が必要です。
こちらが完成形。
型にも平成の大合併前と銘打ってありますね!
先程と比べ大分、ピースが細かいのがわかりますでしょうか。
現在では、市町を構成している旧の市町村がたくさん。
先ほどのパズルと比べると、こんな感じに。
また、作者さんが、丁寧に作り込んでくださっていて、飛び地についても凡例を付けて示してくださっています。
地図上ではこんな感じに。
さ、とりあえず、バラします。
さて、まずは型ありバージョンから。
例のごとく、端っこから埋めていきます。
朽木村ピースがありました。朽木村は、合併前の県内唯一の村でした。鯖街道の宿場町として栄えた場所で、鯖のなれずしや栃餅が特産です。
こちらは、信楽町ピース。信楽は、信楽焼の信楽です。奈良時代には紫香楽宮があったとされる歴史のある場所です。
こちらはマキノ町ピース。町名は、1955年の周囲の村との合併の際に、マキノ高原スキー場から付けられたもので、自治体にカナカナが使われたのは、このマキノ町が全国初だったそうです。カタカナの自治体名が、各地で多く生まれた時期もありましたが、どこよりも早く斬新な町名を使ってはったということで、すごいなと思います。
さ、このペースで1つ1つピースを見てたら時間が掛かるので、ペース上げていきます。
こちらは、秋には紅葉で賑わう永源寺ピース。
そして、余呉湖のある余呉ピース。あ、余呉湖もちゃんと描いていてくれてました。
びわ町、近江町がありました。滋賀ぽい地名ですよね。
さぁ、手に取ったものから順次配置していきます。
はい、最後のピースを置いて完成です。
こちらもまだスムーズにできました。
さて、次はいよいよ合併前バージョンの型なしバージョン。これは、ちょっとだけハード。
琵琶湖を軸に早速組み立てていきます。
50ピースあると、探すだけで大変です。
なるべく、ピースをエリアごと、あるいは、近いところでかためて、分類し、検索性を高めるようにします。写真では、分類途中のやつもありますね。
ペースがあがってきました。
全くどこかわからないというピースはありませんでしたが、そのエリアの中での、どのピースがどの場所に来るのかというのには、かなり苦戦しました。
あれ?どういう隣接やったっけと。
さ、今回は、余呉が最後のピースになりました。きゅっとはめ込んで、
出来上がりです!
最後に
自分の地元のジグソーパズル。都道府県のパズルなんかはたまにあったりしますが、あるエリアに特化したものって、ありませんよね。パズルを通して、地元の地理や地名を再確認できたことで、いろいろ発見がありました。
ちなみに、細かいピースは、紛失が心配だというところですが、さすが、アフターフォローをしっかりされていて、失くしたピースは、無料で送ってくださるとのこと。
暑くて、家の中で過ごしたいなという時の、おうち時間の参考に!
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