この記事は、ヨーロッパを女一人旅で旅行した体験談をもとに書いた記事です。
ヨーロッパの安い相部屋のホテル、ホステル、ドミトリーに泊まる際に、気を付けること、持っていくと良いもの、こういうことが起こる可能性がある、などについて紹介していきます。
北欧、中欧、西欧、東欧いずれの経験も含まれています。
旅慣れている方は、よくよく知っておられることだと思いますので、わかるわかる!とか、逆に、自分はこうだったなぁって思って見ていただけたらと思います。

あと、この記事に載っている宿泊施設のベッドの写真は私が良いと思った施設の写真ばかりです。実際には、もっと簡易な造りのベッドも多いです。良いと思ったところしか写真撮ろうと思わないので、良いところの写真しか残っていないというわけです。
気を付けること
チェックイン方法の確認
こういう安いホテル等の場合、チェックインが全くの無人で事前に送られてきた暗証番号で玄関、そして、個々の部屋を開ける必要があるということがあります。初めてそういうパターンに遭遇した時はそのことをよくわかっていなくて、どれがコードかわからず、焦りました。というか、実際には送られてきていませんでした。冬の夜の、しかも、遅い時間の到着だったので、このまま入れなかったらとちょっと怖い思いをしましたので、チェックインの方法が暗証番号式じゃないかどうかを見ておくといいかと思います。ちゃんと知っていたら、もし、そういう送られてきてないという場合でも到着前に施設に送ってくれるよう連絡を取れますし。また、暗証番号の機械がどこにあるのかわかりにくいとか、暗証番号の機械にもいろんなパターンがあって、やり方に戸惑うとかありますので、ざっと直近の人の口コミ情報を見ておいてもいいかと思いました。
あとは、施設に入れなくて困った場合、意外と深夜でも問い合わせの電話が通じたり、チャットで質問したらすぐ返信が来て解決できるということもあります。ただ、電話は電話の先の人が年配っぽい人で英語でやり取りするのが難しかったりもしました。あと、ただコールセンターで苦情とかの話を聞くのがメインであんまり施設のことをわかっていない様子の人もいました。コードの入力がうんぬんって言っても、その人の個別の案件にちゃんと対応してくれるというよりは、なんかこう問い合わせが来たら、全部こう回答しようみたいな、施設側から提供されているマニュアルに沿って回答している感じの。
入口の確認
こういう安いホテル等の場合、入口が入り組んでいてわかりにくいとかがあります。これもざっと直近の人の口コミ情報を見ておいてもいいかと思います。入口がわかりにくいというコメントが多い施設は、それを受け、グーグルマップに施設が入口までのルートを動画でアップしてくれているとか改善してくれているところもあったりしますが、特にない場合は、口コミのコメントにヒントとなる情報があったりします。
あるいは、チェックインの時間が多いであろう時間に自分もチェックインするようにした方がいいかと思います。人の流れを見て入口を発見したり、入り方を参考にしたりできるからです。その方法で助かったことが何度かあります。
選んだ宿に連泊する覚悟
こういう安いホテル等の場合、本当に最悪ってなる場合があります。そして、その宿をもし、連泊する用に予約していたら、それだけで気分が下がりまくります。観光していても、あの宿にまた帰らないといけないのかと、すごく嫌になります。
たしかに、連泊すると、荷物を一部置いておけたりして、便利ですが、その便利さを優先したことにより、最悪な宿に当たってしまった時のリスク回避ができなくなる場合があります。連泊にしていなければ、2日目は違うところに移れたのにと。なので、連泊する宿は1泊の時の何倍も慎重に選んでください。少しでもリスクありそうなら、回避。
ただ、それで言うと、連泊しなかったからと言って、移った先の別の宿も良くないということだってあり得るし、良い宿に泊まれていたのに移った先が最悪だったということもあり得ます。少しでもそういうことになるリスクを減らすためによく見ておくことが大事です。2泊の場合、①良+良、②良+悪、③悪+良、④悪+悪のうち、1日目も2日目も良い宿に泊まれる①が最も良いに決まっていますが、④という最悪のケースになることを避けるべく、連泊にはしないという選択肢もありだと思っています。
見極めの際には、予約サイトとかの施設情報で、シャワー室の写真が曖昧な施設とかほとんどない施設とか怪しいかなって私は思っています。いくら施設が全体的に綺麗に見えてもそれは写真移りを良くしてあるだけの場合だってあります。そして、水回りは最悪ということもあります。
ブッキングドットコムユーザーなら、自分が予約しようと思っているタイプの部屋の写真もよく見ておく必要があります。飛行機のエコノミー、ビジネス、ファーストクラスじゃないですが、同じホテルの中に日本みたいな個室の綺麗な部屋があることもあり、その部屋は当然、共用の部屋よりもめちゃくちゃ綺麗なので、そこを基準に考えてはだめです。自分たちの泊る安い部屋がどうかを見る必要があります。
日本人の口コミを読む
あなたが女性なら特に日本人の女性の口コミを読んでください。自分と人物像が近い人がどう感じたかが最大のヒントですし。もし、ブッキングドットコムユーザーなら、良い点と悪い点を両方読んでください。というか、良い点は読まなくてもいいです。悪い点だけ読んでください。そして、その悪い点が許容できると思ったところを予約してください。
いつから変わったのかわかりませんが、ブッキングドットコムでは、「クチコミ〇〇〇件をすべて見る」というボタンを押さないと、悪い点が見られません。悪い点は、全体の評価点が高得点の施設であっても見るべきです。そこに自分が許容できないことが書かれていたら、一度、検討した方がいいと思います。検討というか、それをわかって納得した上で、選択した方がいいと思います。あとから知るというのが一番がっかり感大きいですし。
ちなみに、日本人だけに絞るには言語を日本語に設定します。すると、日本語でコメントしてあるコメントだけが表示されます。国旗のマークは国籍ではなく、居住地という意味なので、たとえば、イギリス在住の日本人の場合、国旗のマークはイギリス国旗になっています。ヨーロッパ住みの日本人は旅慣れていることが多いので、旅慣れている人のコメントとして参考にしています。ただ、だからこそ、許容範囲が広くなっておられて、自分とはちょっと感覚が違うかもと思う場合もありました。コメントで評価されていたけれど、実際泊ってみたら、私は無理だったということとか。
いずれにせよ、絶対的な信頼はおけないけれど、かなり参考になるのはたしかです。いくら人に聞こうが、当然、最終的には自分自身の責任による自己判断になりますし。
あと、日本人の口コミが多いと、体感ですが、日本人の宿泊客と遭遇する率が高い気がします。それを、ちょっと安心!と見るか、せっかく異国の地に来てるのにと見るか、逆に気まずいと見るか、いろいろと思いますが。
インキーで詰む
こういう安いホテル等の場合、常駐の人がいない場合があります。で、そういう場合は、何か現場に来て対応してもらうようなことはお願いできません。なので、インキー、つまり、外から扉を閉めるとカードキーとかがないと開けることができないという扉の場合、絶対に部屋の中に鍵を置いたままにしないように気を付けてください。私は国内外で忘れた頃にやってしまいます。そして、運の悪いことに無人の安いカプセルホテルでやってしまいました。ちょっとだけ外に出てみたいな一時的な離脱だったので、スマホとかもすべて部屋の中。
幸い、他の宿泊者に協力を得て何とかなりましたが、詰むところでした。しかも、他の宿泊者の人に協力を得ると言っても、1人目の方には無視されて、2人目の方に何とかお願いできたので。まぁ、普通怖いですよね。知らん人にカプセル部屋の外から要件不明で呼び掛けられて。恐らく20歳前後と思われる女の子、よく応じてくれたなって。なので、皆さんは絶対に気を付けてください。

24時間チェックインが可能か
その観光地に夜到着の場合、念のため24時間チェックインが可能な宿泊施設にしておいた方がいいかもしれません。チェックイン対応可能時間にいくら自分自身が到着する予定でいても電車や飛行機の遅れという不可抗力の事情のせいで、チェックイン対応時間内に宿泊施設に行けない場合があります。施設に連絡して対応してもらう手もあるのかもですが、念のため夜到着なら最初から24時間チェックイン対応している宿にしておいてもいいかなと思います。
ブッキングドットコムユーザーの場合は、施設の情報に書いていなくてもQ&Aのところに誰かが午前1時に飛行機が到着するのですが、そういう深夜でもチェックイン可能ですかとか聞いている人がいたりしますので、そういうのが参考になる場合もあります。
シャワー室の男女共用はあるある
部屋を女性専用にしてもシャワー室は男女共用ですっていうパターンはよくあります。だからどうできるということもないのですが、そういうことがあるということを知っておくと、知らなかったが故に出くわすトラブルも回避できるかなと思って特筆しました。それは無理という方は、そうでないところを選んでください。ちなみに、博物館とかの施設でトイレが男女共用とかスパの脱衣場が男女兼用とかもあったりし、日本だったらまず男女別になっているところでも男女兼用になっていることが珍しくないので、そういうこともあると、とりあえず、知っておくといいかなと。古い施設だからとかじゃなく、普通にめっちゃ綺麗で規模が大きい施設でも全然そういうことあります。もちろん、ヨーロッパと言ってもいろんな場所があるので、そういう場合もある程度で認識していただけたらと。
体感温度が違う問題
自分の体感温度が相部屋の人達と違うと、ちょっと困ります。相部屋だと部屋の温度が自由にコントロールできません。夏が特に困るイメージです。冷房の温度。私はヨーロッパの夏だったら冷房なんてなくても行ける場合もあるのですが、他の人はそうではなく、しかも、男女共用の部屋の場合、その差は顕著になります。そして、夏なので、ブランケットも薄手。これは、日本で夏にカフェとかに行く時と同じような対策ですが、夏でも羽織ったり寒さ対策できるものがあっても良いのかもしれません。相部屋するメンバーによっては、部屋の温度が寒くなり過ぎることがあるので。自分が多数派の方ならいいですが、あなたが日本人の女性だと、たぶん、部屋の温度の民主主義では、マイノリティです。
持っていくべきもの
ビーチサンダル
私が絶対持って行った方がいいと思うものは、ビーチサンダルです。
何に使うかというと、シャワー室を利用する時に使います。よっぽどシャワールームが綺麗であることがあらかじめわかっているとかではない限り、持って行った方がいいです。
こういう安いホテル等のシャワー室はトイレと地続きになっていることもあります。で、シャワー室にあるトイレという感じだったらまぁ大丈夫ですが、逆の、トイレの中にあるシャワー室みたいな感じだと汚くて使いたくないって思ってしまいます。少なくとも素足でこの床を踏みたくないと思ってしまうと思います。

思わない方もおられるかもですが、私は思いました。臭いもトイレに引きずられていて何ならビーチサンダルがあったとしてももう本当に少しでも早く出たいと思ってしまうような場所もあります。写真では綺麗に見えたのに!ということもあります。
それでもビーチサンダルがあれば、まぁ何とか使えます。
南京錠
ロッカーの鍵がなく、錠は自前で用意する必要があるという施設もたまにあります。受付で申し出ることによって借りられるというパターンもありますが。私はいつもこういうところに泊まる場合、荷物が少ないので、大体自分のベッドに置いておくので、必要ないことが多いですが、連泊する時にその日の観光に不要なものはロッカーに入れておきたいとかいう場合、便利です。また、シャワー室に行く時に貴重品と使うもの以外の荷物を置いておきたい場合にも便利です。
他には持って行った方がいい特別なものは私にとってはないかなという感じです。あとは、普通に思い付く範囲のもの。日本と違って、タオルや歯ブラシ、シャンプーとかも必要ですよとかそういう想定の範囲内の。

男女共用の部屋でも大丈夫か
まぁ、大丈夫ですね。少なくとも私のこれまでの体験談では。
ただ、もちろん個体差のあることですが、男性と同室の方がいびきのトラブルに巻き込まれやすい印象です。ただ、これは、年齢の方が影響しているのかもです。年齢が上っぽい人でこういう宿に泊まっている女性ってあまり見ないんですが、男性は見ます。そういう差もあるのかも。
あと、個人的には男女共用なら6人以上用の部屋の方がいいかなって思います。少ない場合で4人用からですが。他の3人が男性3人の1グループとかだとちょっと不安になるかもしれないので。というか、4人で男女共用はあまり見ないかもですが。
共用部分ではなく、各部屋にシャワー室が設置されているパターンで男女共用の部屋っていうのもちょっと気まずいかもです。
まぁ、大丈夫ですけどね。4人用の部屋で男女共用の部屋に泊まったことも、各部屋にしかシャワー室が設置されていないパターンの男女共用の部屋に泊ったことも、どちらもありますが。
ただ、その時、大丈夫だったから、他の人も大丈夫ということにはなりませんし、大半の人は良い人ですが、世の中には悪もいるので、安い宿に泊まるということは、そういったリスクもあるので、なるべく回避しておくに越したことはありません。女性用の部屋にできるなら、そうした方が無難ではあると思います。そして、女性用の部屋にしたからといって、安心とも限りません。知らない人との相部屋にはどこまでもリスクがあります。

嫌だったこと
鍵が閉まらない
各部屋の鍵が故障で閉まらないということも珍しくないです。フロントの人に言うというのが対処法でしょうが、私は毎回もういいやってなっていました。あとは、同じ部屋の人たちが鍵での開錠がいちいち面倒だから、ドアが完全に閉まらないように物を挟むようにして、フリーに入れるようにしておこう!とかってなんかルール決めていて、後から入った私は波風立てたくもないし、それに倣ったとかもありました。
トイレに行けない問題
トイレと併設のシャワー室が多いです。中には誰かがシャワーを使っていたら、トイレが使えなくなるというパターンの造りのものもあります。なので、シャワー室がどういうタイプかを把握した上でトイレのタイミングは要注意。普通にトイレとシャワー室が別だけど、トイレの数が少ないからトイレになかなか行けないということもあります。
相部屋ガチャ
これは運としか言いようがないですが、相部屋の人の行動で居心地が悪くなることもあります。どうしても嫌なら高いお金を払うしかないので、安い宿に泊まっている宿命と思いましょう。そして、自分も誰かに迷惑を掛けている可能性だってあります。自分の行動も振り返りましょう。
深夜の大声での電話
夜中3時とかっていうどう考えたって他の人寝てるだろっていう時間に、どう考えたって大きいだろうっていう声で平気で電話し出す人に当たったことがあります。それは、深夜便で今着いた人が新しく入って来たとかではなく、もとから入室していた人がやり出したことです。
いびき
やっぱり大きないびきの方が同じ部屋だと気になります。不可避ですが、対処するとしたら、耳栓でしょうか。私はいびきが大きい人と相部屋になったことが何度かありますが、耳栓なしでも一応寝られました。でも、寝にくかったので、本人に悪気はないとは言え、嫌には思いました。なので、気になるなって思う人は耳栓を用意しましょう。その本人がいびきをかかないようにすることは基本的には無理ですので。
あとは、上手く言語化できないですし、失礼ですが、安すぎるところに宿泊した時の客層に対し、感覚的に嫌だなって思ったこともあります。たぶん、ものの扱い方、衛生への感覚、防犯意識、他者との距離感などなど一つ一つの小さなことに自分の感覚とずれがあって、積み重なって違和感につながっていたのかなと思います。ただ、そういう違和感はお互い様でしょう。冒頭でも言いましたが、自分も相手に嫌に思われているかもしれないことを意識し、自分のことも見つめ直さなければなりません。そして、どうしても嫌なら高いところに泊ろう。これだけです。
良いと思うこと
やっぱり安い
やっぱり安いです。安さの代償に一定のリスクはありますが、安い。誰かと旅行するなら、大体、ヨーロッパの宿は1部屋を割り勘なので、複数人で宿泊したらその分、安くなるので、個室を予約したらいいと思いますが、一人でふらっと旅行する場合は、こういう宿泊施設が本当に重宝されます。しかも、直前でも空いていることが多い。当日予約できます。
一期一会
ラウンジやキッチンで食事したり、くつろいでいたら、他の人が話しかけてくれたり、キッチンの使い方を質問したりする中で仲良くなったりできます。やっぱり欧州の人が多いですが、世界中から観光客が来ているので、日本以外のアジアの人と仲良くなれたりもします。そういう一期一会がやっぱり楽しいです。
ちょっとスリルもあって、シンプルに面白い
リスクもあると言いましたが、それが何ていうかスリルもあって、ちょっとわくわくするんです。どういう人と相部屋になるかなとか。写真では確認してるけど、どういう部屋だろうかとか。いろんな人と会いますし、いろんなちょっとしたトラブル、今度はこういうパターンかと思うこと、普通の日本みたいな個室の部屋に泊るより、さまざまなイレギュラーに出会います。そういうのを楽しめる人は、特にこういう宿に向いていると思います。
これだけは譲れないこと
カーテンor仕切り
実はカーテンや仕切りのないところに泊まったことがないので、ない場合はどうだったということが言えないのですが、私は、暗くないと寝られないし、何かしらで周りと隔たってないと不安に思うので、絶対にカーテンか仕切られている施設を選びます。
なので、これだけはよくチェックしています。口コミを見ていると、カーテンがない部屋もあるとか書いてあったり、逆に写真ではカーテンがないように見えてもカーテンがあって良かったですなどとコメントがあったりするので、すごく気にしています。友達とかならまだしもさすがに知らない人と相部屋で仕切りがないのはプライベートがなくって嫌かなって私は感じます。
ただ、もし、カーテンのない施設に泊まることになってしまったという場合でもタオルや使わないシーツカバーとか何かしらそういうものを引っ掛けることでカーテンの代用ができる場合があります。
仕切りのあるベッドだったけれど、仕切られ具合が不十分で見えなくしたいと思ったことがあり、そういう工夫でプライベート空間を確保したことがあります。

最後に
この記事では書きませんでしたが、宿泊場所を選ぶ基準としては、他に、キッチンの有無、キッチンの質、ランドリーの有料無料、乾燥機の有無、タオルのレンタルの有無と有料無料、ラウンジスペースの有無、空港や中心地からの距離などがあるかと思います。
しかし、それらは、さらに宿泊体験が良くなるための判断基準だと思います。今回、書かせていただいたのは、そうではなく、旅の体験がマイナスにならないための判断基準と思っています。参考になったと思ったものは、良かったら実践してみてください。











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