淡いピンクの「プリマティア宮殿」|スロバキア・ブラチスラバ旧市街の可愛い市長の執務室

スロバキアのブラチスラバ旧市街にあるプリマティア宮殿の淡いピンク色の外観

ブラチスラバ旧市街の静かな広場に立つ、淡いピンク色のクラシック建築――
これが今回の主役、プリマティア宮殿(Primaciálny palác)です。
その美しさだけでなく、ヨーロッパ史を動かした重大な出来事の舞台としても有名なんです。

目次

プリマティア宮殿とは

プリマティア宮殿は、スロバキアの首都ブラチスラバ旧市街の中心、プリマティア広場(Primatiálne námestie) にある宮殿です。
その建物は18世紀末に建てられた新古典主義様式で、淡いピンク色の外観が特徴。

建設年:1778–1781年   
設計者:ウィーン出身の建築家 メルチオール・ヘフェレ
目的:エステルゴム大司教ヨゼフ・バッチャーニ(József Batthyány) のための宮殿
現在の用途:ブラチスラバ市長の執務室および観光スポットとして公開されている建物です。

歴史を塗り替えた「鏡の間(Hall of Mirrors)」

プリマティア宮殿が単なる“美しい建物”にとどまらない理由――
それは、歴史的な条約がここで調印されたことです。

1805年のプレスブルク条約(Peace of Pressburg)
ナポレオン戦争における重要な和平条約で、
ナポレオン率いるフランスとオーストリア帝国が戦いを終結させました。
この条約は鏡の間(Hall of Mirrors)で調印されたとされています。

この条約はヨーロッパ政治に大きな影響を与え、
神聖ローマ帝国の終焉につながる一因にもなりました。

ちなみに、鏡の間は現在はコンサート会場として使用されています。

建物自体の象徴的ディテール

プリマティア宮殿の屋根や外壁にも興味深い装飾があります:

  • 屋根上にあるのは バッチャーニ大司教の紋章と鉄製の帽子(重さ150kgと言われています。)
  • 外観は新古典主義様式で、屋根には寓意的な彫像、花瓶が飾られています。

最後に

市街地をふらふらしていて、何かピンクの可愛い建物があるぞと見つけたのがこちらの建物でした。なので、こんなにも歴史があるものだったとは!と調べてみて驚きました。

あまり下調べせず出掛けるのが好きなのですが、前提知識を持って見学するとまた違った感想を持つのかもしれないなとも思いました。

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