旅と遊びと暇な日と。

#お出掛け #お家で楽しむ #ローカル #アート

英語版Wikipediaからも垣間見られる滋賀の切ない「京都コンプレックス」

この記事をシェアする

Wikipediaウィキペディア)。

意識してかしないでかは別とし、誰しもが一度は利用したことがあるのはないかと思うこの機能。

ウィキペディアとは、世界中の人が共同作業で執筆したインターネット上の百科事典で、その特性上、信憑性や公正性などに疑義があるのも然りな一方で、純粋に読み物としても面白い文章の集まりです。

f:id:ouo_ouo123:20201006125427j:plain

ウィキペディアでは、いろんな言語でのバージョンが展開されているのですが、今日は、その中でも英語版ウィキペディアに書かれる「滋賀」について取り上げたいと思います。

あ、ちなみに、日本の話題であっても日本語版の記事がそのまま翻訳されているなどといったことはなく、英語版は英語版でオリジナルで書かれています。

そのため、翻訳特有の変な文法や言い回しが入っているということはなく、また、日本語とは違ったその言語でのオリジナルの文章で書かれているので、とても興味深く読むことができます。

個人的には、英語版は、日本語版と違い、情緒的な要素やゴシップ的な要素はなく、事実が淡々と述べられている感じがしています。他の言語版を見ていないので、わかりませんが、もしかしたら、”英語版が”というより、日本語版がちょっと特殊なのかもしれません。。。

では、英語版Wikipediaで書かれる滋賀の、それも、切なさをテーマに見ていきます。

切ない滋賀①「京都の影に隠れてと憐れまれる」

f:id:ouo_ouo123:20201006125418j:plain

滋賀には、たくさんの観光資源があります。しかし、滋賀は、より有名な隣県「京都」の影に隠れてしまっています、と。

早速、滋賀の京都コンプレックスの炸裂です。よく滋賀が言われちゃってることですが、悲しきかな英語版Wikipediaでも認識は同じようですね。。。

ただ、情緒的な記載が少ない英語版で、このような滋賀に寄り添ってくれているような文面を見ると、ちょっと救われた気持ちになるのもまた然りです。

滋賀は、たとえるならば、その子だってそこそこできるのに、もっと優秀な兄弟姉妹の存在があるが故に、報われない他の兄弟姉妹のような立ち位置なのです。

が、私は、結構、芸能人などでも、正統派の人気者よりも、ちょっと自分なんてって思ってるくらいのこじらせさんを応援したくなるので、そういった意味では、滋賀は私にとってちょうど良くもあったりします。

切ない滋賀②「もはや、滋賀ではない」

f:id:ouo_ouo123:20201006125423j:plain

「京滋」と書いて「けいじ」と読みます。滋賀と京都の間では、それなりに使われる表現で、京都府もしくは京都市滋賀県(狭義には大津のみ)を合わせた地域のことを指す呼び名なのですが、その英語訳がまさかの「Greater Kyoto」。

滋賀を調べている中で、Wikipediaの検索結果の中にGreater Kyotoが出てきてて、なんだろうなと思ってたまたま読んでみたというのが、この言葉の発見でした。

日本語では、「京滋」または「京津」と書いて、京都と滋賀、京都と大津から一字ずつ取って組み合わせた漢字が使われているんだよと書かれているのに、英語表現では滋賀の部分は大胆にカットされています。。。

切ない滋賀③「京都から通勤圏内か否かがしきりに意識される」

f:id:ouo_ouo123:20201006125409j:plain

Wikipediaの文章中には、人口や立地のことについても記載がありました。気になったのは、滋賀の記載なのに、なぜかしきりに「京都に隣接している」であったり「京都からの通勤圏内である」ということが書かれていたこと。京都から近いということだけが滋賀の強みと言わんばかりに。。。まぁ、一概に否定はできないのですが。

切ない滋賀④「"京都の人からも人気"で箔を付けてもらえる」

f:id:ouo_ouo123:20201006125431j:plain

滋賀の一番の特徴としての「琵琶湖」について触れられた記述。海津大崎の桜や竹生島のことについて書かれている中で、後半気になったのが、京都の人から人気ですという記述。あの滋賀よりもずっとずっと格上の京都の方にも評価していただけているということで滋賀は、価値を高めています。。。

切ない滋賀⑤「新聞でも京都に依存する」

f:id:ouo_ouo123:20201006125414j:plain

滋賀には地方紙がありません。意識したことがありませんでしたが、そう言えばないなと。でも、それが、滋賀だけだったとは知りませんでした。滋賀の事実上の地方紙の役割を担っているのは、京都新聞です。(実際には、中日新聞も地方紙の役割を担ってくれている。)

別に、他の地方紙でまかなわれているので、実質困らないかもですが、滋賀だけないというのは、滋賀県民に新聞は必要ないと思われてたりするんだろうかと、ちょっとネガネガしてしまいますよね。。。

切ない滋賀⑥「低すぎる知名度改善のため改名しようとした」

f:id:ouo_ouo123:20201006125435j:plain

まさかこのことまでも記述されているとは思ってもみませんでした。かの有名な滋賀、県名変えるってよ事件。滋賀県の中ではそこそこ話題になりましたが、実際のところ全国的にはどうだったのでしょうか。しかし、余計な記述が削がれすっきり書いてある英語版でもピックアップされているということは、それなりに話題性があったと見込まれますね。

最後に

英語で書いてある文章だと、冷静に、そして、少し俯瞰して読むことができるので、ちょっと面白いですよね。もしかしたら、日本語版でも英語版でも執筆くださった方は同じというパターンも多いのかもしれませんが、一定、異なる文化圏での評価が反映されていると思われるので、内容も興味深いです。

今回は、滋賀県についての記述を切なさをテーマに見ていきましたが、自分の出身地や興味あることについての英語版Wikipediaを見てみられるのも楽しいと思います。おうち時間の参考に。

プライバシーポリシー